今日はテレワークなので7時に降りていくと、モーニングルーチーンが終わった男治郎はもう寝ていて、朝の接触はなかった。
僕は挨拶は大事なものだと思うので、躾けのために男治郎に挨拶をした。
返事は無かった。屍のようだ。
この日記を始めて、1ヶ月分以上溜まったら、ブログにしようと思っていた。
理由としては、フレンチブルドッグ関係はいっぱいあるけど、ブルドッグは意外に無いので、飼いたい人の参考になれば嬉しい。
会社や学校で無理矢理やらされる強制ボランティアの社会貢献は苦手だが、個人でやるのは人のためにも自分のためにもなると思う。
それでブログのタイトルを考えていた時、男治郎と爺さんがオシッコを失敗していた。
男治郎はオシッコしてOKの場所から、はみ出すのが得意だ。
だいたい惜しい。
男性器が大きいからとかではなく、ご飯を食べるのも下手なので、距離感を掴むのが下手なんだと思う。
あまり人に言うと可哀想だが、男治郎の男性器は小さいし、睾丸は猫くらいの大きさだ。
だから、男性器のせいではなく、距離感が上手くないようだ。
男治郎のオシッコ失敗を片付けた後、僕もオシッコに行ったら、今度は爺さんがオシッコを失敗していた。
爺さんはボケているが、脳内メモリが快調な時は座ってオシッコが出来る。ので良いが、少し不安定になると昔からの癖で「立ちション」をしてオシッコを撒き散らす。
爺さんがマッチョで元気なら、外に出て相撲で決着を付けてやるのだが、ほぼゾンビなのでそうもいかない。
爺さんは船関係の仕事一筋で船長にまでなった素晴らしい男だが、認知症はその人の人間性を破壊する。
僕の叔母さんも小綺麗な人だったが、認知症という病気に変なオバサンに変えられた。
認知症は生きながらに脳みそを別の人にしてしまう、残酷な病気だ。
忘れてしまうことで、本当に別の世界に住んでしまい、まともに交流が取れない。
認知症治療に関わっている人たちが、早く画期的な治療や薬を作れるよう、彼たち彼女たちへ神様からハッピーなことがいっぱいあるように祈っている。何の話だ。
今日の夜は男治郎の家族に会いに行く日だ。
男治郎はブルドッグの母と兄弟たちに会い、元いた家のみんなにも会えて、喜んでいたらしい。ちゃんとお行儀良くカッコもつけれたらしい。
男治郎は気を使い過ぎて気疲れするが、人が好き。更に情報量が多いと眠たくなるけど、新しい物好き。特に人に会うのが好きなので、多くの人に会うと眠たくなる。
今日も帰って来て、そのまま寝床に直行して眠った。二徹した人みたいに倒れ込んで起きなかった。
男治郎が来て5週間が経ち、男治郎の体重は12.5kgから16.1kgになった。